2018年のお盆に、青森県八戸市の種差キャンプ場でファミキャンしました。
果てしなく広がる海と、青々とした芝。
ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている「蕪島」もすぐ近くですから、芝にはウミネコが遊びにきていました。(サイトの方までは来なかったので、サイト内を荒らされるという心配はありませんでしたよ。)
最高のロケーションと、便利な立地(八戸中心街から車で30分!)、子どもワクワクスポットがたくさんの魅力的なキャンプ場です。
予約がいらないので「お盆なのに、どこも予約をとっていない!!」という方にもぴったりですね。(※オフシーズン、11月〜3月は予約が必要です。)
種差キャンプ場施設営業時間と住所
【営業時期】4月〜10月 (11月〜3月は予約が必要です)
【受付時間】8:00〜17:00
【所在地】青森県八戸市鮫町字棚久保14-117 (tel 0178-38-2024)
【アクセス】
八戸駅から、車で40分の距離です。八戸中心街からは車で30分です。
《東京・仙台方面から向かう場合》
東北自動車道から、安代JCTを八戸方面に向かって進む。(有料区間)
八戸JCTを八戸久慈自動車に向かって進む。(無料区間)
種差海岸階上岳ICから10分
我が家は、夜中について「道の駅 なんごう」で車中泊しました
私たち家族は、仙台を夜のうちに出発、道の駅なんごうというところで車中泊をし、朝一番で種差キャンプ場に入りました。
種差キャンプ場から車で30分程度の位置です。
夜中のうちについてしまった場合は、道の駅なんごうはおすすめです。
24時間使えるトイレがあり、我が家の他にも車中泊をしているかたが多くいました。
天気に恵まれたため、道の駅なんごうで見た星空も家族の思い出のひとつになりました。
種差キャンプ場の星空も、天の川がはっきりわかるくらいに綺麗だったのですが、この道の駅で見た星空は別格。
見たことない「なんとか星雲」であろう星のかたまりが見えました。
こんなに綺麗な星空を生まれて初めて見ました。
星ってこんなに多いんだ……。
「やばい。やばい。」
語彙の少ない私はそれしか言えませんでした(汗)。
偶然にもペルセウス流星群が近かったようで、流れ星をいくつも見ました。
道の駅 なんごう
〒031-0114青森県八戸市南郷大字中野字舘野4-4
tel.0178-82-2902
種差キャンプ場のいいところ
ロケーション!!
きちゃった#種差キャンプ場 pic.twitter.com/re7aXOXSGV
— りか@はてなブログ (@rikaboomama) August 12, 2018
すぐそこの海まで続く、天然芝。
視界いっぱいにはいる緑と、広大な海!
波の音が心地よく響きます。
キャンプ場は、広さはありますが高低差があるので平坦なところにテントが集まります。
坂道にはテントが設営されませんから、ここが子どものかっこうの遊び場に!
芝の上を滑って遊びました。
こんなロケーションの中でのソリ滑りって、贅沢〜!
息子は即席ダンボールソリでしたが、草用のそりを持っていったら盛り上がるかも!
大人は早起きして日の出を見るのもいいと思いますよ。
(私は、連日雲に隠れて日の出が見れませんでした。それでも、うっとり、いい時間を過ごしました。)
リーズナブルな料金!
この料金、もしかしたら青森県内の人からみたら安いわけではないのかもしれません。
でも、仙台、関東圏の人にしたら「安いっ!!」と唸ると思います。
一泊、テント一張り1500円!!4人家族で一泊1500円って、安い〜!
一人用のテントの場合は、一泊500円です。
※これは、2018年8月現在の料金です。詳細は、公式ページを確認してくださいね。
炊事場・トイレが管理されている
売店もなく、受付もプレハブ小屋のゆる〜いキャンプ場なのですが、トイレ、炊事場はしっかり管理されているという印象を持ちました。
炊事場
ちょっとだけ、右側の炊事場の排水溝から匂いが上がってきていましたが、許容範囲。
蛇口も十分にあるので、お盆の混雑期間でも「食器洗いの順番待ち」とは無縁、いつも空いていました。
トイレ
男性の方は、小便器2つ、和式1つ、様式一つです。
女性の方は、なぜか男性用の小便器が一つ(笑)、和式一つ、様式一つ。
トイレ、少ないような気がして心配だったのですが、待つことは一度もありませんでした。なぜだろう。
マメに清掃されているようで、トイレットペーパーも随時補充されていましたよ。
かまど
かまどもありました。
子供達がたくさん遊べる!!
磯遊び
広大な芝ですから、もう走りまわるだけで子供は楽しいのですが、ちょっと歩くとすぐ海です。
キャンプサイトから近いところはゴツゴツした岩場を渡るので、0〜2歳くらいには難しいと思います。(3歳児でも、時々抱っこしながら海辺に出ました。)
ちょっと奥にいけば、なだらかな砂浜があります。
遊歩道を歩いて徒歩45分で、白浜海水浴場にもいけるようです。(車なら5分くらい)
磯遊びも楽しい!子供に負けじと、私も楽しみました。
次男(3歳)は満面の笑顔!!星で隠すのがもったいないくらい。
海には、イソギンチャク、ヤドカリ、カニ、小さい魚。
準備不足だったのですが、紙コップのみでたくさんいろんな生き物をゲットしました。
紙コップの中には、ヤドカリと、アゴハゼという魚。
最後には、リリースして帰ってきましたよ。
花火
綺麗に手入れされた芝ですから、花火なんてできないだろう……。と思いきや。
キャンプファイヤー場で花火をすることができるです。
奥に見える丸いところがキャンプファイヤー場です。
ここで、夜は子供達が花火を楽しんでいました。
他のサイトのご家族さんが、息子たちに花火を分けてくれて、楽しい時間を過ごすことができました。
あまり、いい写真が撮れなかったのですが……。花火をしました。
買い物スポットが魅力的!八食センターへ!!
車を30分走らせると、八戸の市街地です。15分くらい車を走らせると、スーパーもたくさんあるのですが、是非足を伸ばして欲しいのは「八食センター」。キャンプ場から、
30分弱の距離にあります。
八戸のうまいもんがみんなそろう!というキャッチフレーズがそのまま。
海産物が豊富です。
↑これは、2階の駐車場からの入り口です。
2階には、子供の遊び場があります。この日、1階のイベントスペースでは、昆虫展をやっていて、息子の心にビビッときたようです。
子供が飽きない工夫もしているんですね。
イカの一夜干しに、塩ウニ、鯖、鱧、全部美味しかった!!
昼食には、このお店でご飯を買いご飯にのっけるものをチョイスしました。
新鮮で美味しい!!
八食センター内には、フリースペースがあるのでそこで食べることができます。
また、七輪村という買ったものを八食センター内で焼いて食べれるスペースもあるんですよ。
八百屋さんもあります。
個人的に、夏に行くなら「嶽きみ(だけきみ)」というとうもろこしが一押し。
糖度が18度を超える果物並みにあま〜いとうもろこしなんです。(八戸じゃなくて、岩木山麓の嶽高原の名産です。)
食べたことない人には、是非食べて欲しい!
種差キャンプ場のちょっと残念なところ
サイトへは、車の乗り入れ禁止
駐車場からは、リアカーでサイトに向かいます。(リアカーは貸し出しされています)
結構な傾斜があるので、わりと大変。
でも、考えてみればそのサイトに車がないおかげで、景観が保たれています。
子供達も車の心配をせずに、サイト内で遊べます。
大変な反面、このキャンプ場のいいところでもあります。
徒歩圏内に、お風呂がない!
もろに潮風を浴びますから、すぐに体がベタベタしてくるような気がします。
残念なことに、敷地内や徒歩圏内には温泉がありません。
八戸シーガルビューホテル
受付で聞いてみると、「八戸シーガルビューホテル」をおすすめされました。
車で15分くらいです。
昔ながらの古いお風呂なのですが、このホテルのありがたいところは、日帰り入浴できる時間が長いこと!朝5:30~08:00、11:00~22:00 の間にお風呂に入れます。
リンスインシャンプー、ボディーソープがありましたが、持参した方がいいかと思います。髪の毛がキシキシいうシャンプー、昔の食器用洗剤の匂いをしたボディーソープでした。こういう温泉よくありますよね。
潮風や汗を洗い流して、すっきりすることができました!!
八戸シーガルビューホテル
〒031-0841
青森県八戸市大字鮫町字小舟渡平9-19
TEL 0178-33-3636 FAX 0178-33-9134
2泊3日じゃ物足りない!!
今回、1日目は朝8:00にキャンプ場に入り、たっぷり遊んだ2泊キャンプでした。
それでも、まだまだ見足りない!
次回は、ニッコウキスゲが咲く時期にきてみたいな。海岸沿いの種差海岸遊歩道を歩いてみたいな。
きっと、ここのキャンプ場にはまた足を運ぶはず。
息子たちも大人も大満足なキャンプ場でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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