こんにちは。りかです。
ブログの転載について、考えました。
後半に、NAVERまとめさんへの記事の削除依頼方法も載せていますので、必要な方は参考にしてください。
NAVERまとめさんに私の記事が使用されていたこと
反響があったツイート
先日、こんなツイートをしました。
neverまとめ記事に、私のブログが多用されているのを見つけたのよね。出典が書いてあるからいいのかな。でも、私の記事より検索で上位にくるっていうやるせなさ。これって、どうにもならないものなのかな。
— りか@5歳と2歳の育児中 (@rikaboomama) 2017年8月17日
反響がありました。※スペルまちがっているのは許してね。
オリジナルの記事を発信し続けているブロガーさんにとっては、あまり気持ちのいいものではないかもしれないですね。
引用は大歓迎なんです
私自身のことでいうと、記事の引用は引用元を書いてくれるのであれば大歓迎です。
私はプロのイラストレーターではないので、一言声をかけてくれれば私のイラストを使うのも問題ないと考えています。むしろ、すみませんど素人のくせにそんな偉そうなこと言ってって感じです。(一言声をかけて欲しいというのは、気分的な問題です。使ったからどうしようというのではありません。)
はてなブログを利用している方からの、idコールや言及は、鼻歌まじりの気分になります。
私は何が嫌なのか考えた
なぜ、NAVERまとめの記事に嫌な思いをするのか考えをまとめました。
私のブログの記事を繋ぎあわせたものがそれだけで完結していること。他人のサイトの主の記事が自分の書いたものになっていること。それが、自分より検索上位にきていること。
ここなんです。
今回、私がみつけた記事は私の一つの記事から、8箇所の引用をしていました。
ライターさんの言葉は、出だしの「〜をまとめたよ」のみです。
私の元記事はそれほど長いものではありません。
8箇所というと私の個人的なエピソードを除いた、記事の勘所を全て載せているという感じです。
ここでは引用と書きましたが引用の範囲を超えていますよね。
引用として認められているものとは。
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。
この、「(3)記事との主従関係が明確であること」これが守られているNAVERまとめ記事ってどのくらいあるのでしょうか。
よくあるNAVERまとめさんの記事のように、自分の言葉は添えずに引用を切りはりしただけものが、自分の検索よりも上にくる。
SEO対策が万全になされたNAVERまとめにアクセスが集まってしまい、私のような個人サイトが収益を得ることが難しくなる(ことがある)って一体どうなの!?
私は、キュレーターと言うんでしょうか。まとめ記事を書いているライターさんをそれほど、責める気にはならなかったんです。
文章を書きたい、そう思った私の最初にたどり着いたところがはてなブログではなくてキュレーションサイトだったら。
もしかして、悪びれることもなくパクリをやっていたかもしれません。……いや、やってないか。
でも、そのくらい善悪を勉強することもなく気楽に始められて、記事の作成画面はパクりやすい仕組みになっているんですもん。
NAVERまとめのライターさんに対して著作権侵害を推奨して、それから広告収入を得ているって言われても仕方がないのでは!?
今後も気持ちよくブログを書きたい。と思い私がしたこと。
ブログのプライバシーポリシーを書き換えた
NAVERまとめの手法が好きではない。そう思ったので、こんな文言をいれました。
当サイト記事からの引用に関しましては「引用元の明示」によって無償で引用いただけますが、著作権法の第32条を順守して下さいね。
ただし、NAVERまとめにつきましては一切の記事の転載引用を認めておりません。
NAVERまとめさんへ、記事の削除依頼をした
これが、本当に簡単。同様の依頼が多くあるのが伺えます。
お問い合わせフォームから、フォーマットに従い連絡するだけです。
対象のサービスを選び次へ。ここは、「まとめ」を選んでも「NAVER全般」を選んでも問題なさそうです。
種類で、権利侵害申告を選択をする。
後はフォーマットに合わせて入力していくだけです。
問い合わせ内容には、このように入力しました。
なんでもない私の、ひとつひとつ(http://www.rikaboo.com)というブログを運営しております、〇〇と申します。
まとめ記事におきまして、私のブログからの無断転載がありました。当ブログでは、NAVERまとめ記事さんへの引用をお断りしております。対象エントリの削除をお願い致します。
対象エントリ:https:〜〜〜〜〜〜
するとその日のうちに返信がきました。
〜略〜
ご連絡いただきました権利侵害のご申告の件、内容を拝読いたしました。
この度は弊社ユーザーがご迷惑をおかけしておりますこと、
深くお詫びいたします。申し訳ございませんでした。本件は、いただいた内容で非表示要請に必要な情報がすべて確認できて
おりますので、弊社にて該当アイテムの非表示が可能でございます。大変お手数ではございますが、非表示の内容が「ここから」「ここまで」の
内容でお間違いないかご確認くださいますようお願いいたします。ここから----------------------------------
非表示対象URL:
https://matome.naver.jp/odai/ …~以下8つのURL~
~中略~
確認事項:下記、(1)~(5)の事項に相違ないことに同意いたします
(1) 私は侵害された権利の所有者本人です
(2) 私は今回非表示要請したコンテンツの使用が、権利の所有者や法律に
よって許可されていないことを確信しています
(3) 著作権侵害に対して虚偽、または不誠実な内容で非表示要請を
行った場合、法的に不利な結果になる可能性があることを理解しています
(4) 私はこの非表示要請に虚偽がないことを表明します
(5) 私はこの非表示要請内容が、必要に応じてまとめ作成者に
通知されることに同意しますここまで----------------------------------
確認事項の内容に同意いただける場合は、下記3点の情報をお書き添えのうえ
《返信用URL》よりご返信ください。・確認事項に同意いただける旨の記載(例:「内容に同意します」など)
・お客さまの氏名(もしくは公表されているペンネーム)
・申請を行った年月日(年は西暦表記でお願いいたします)ご返信いただき次第、要請をいただきましたまとめアイテムの
非表示対応を弊社にて行います。たびたびのお手数をおかけしますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。
《返信用URL》
〜略〜
メールの指示どおり確認事項を返信用URLから送ります。次の日には
確認事項に同意する旨のご連絡をいただけましたので、
弊社にて申請いただいたまとめの非表示を行いました。
というメールがきます。本当に非表示にされているかどうか、確認して終わりです。
対応が早いのはいいけれども
非表示までの流れがスムーズです。機械的と言えばそうなのですが、やりとりに精神的苦痛がない面が良かったです。
でも、この NAVERのあり方自体が問われないとだめですよね。
NAVERさんはまだいいかもしれない
もう一つ、私のブログから無断転載をしているサイトを見つけました。
これはもう全部が引用の範囲を超えている転載でまとめたようなサイトです。(出典元の記載はありました。)
削除依頼のメールをしていますが返信がありません。
その運営会社の概要を確認してみると「ライター募集!」なんて項目があるわけです。
そこには、2時間時間を取れれば、日給は1,500円~最大21,500円になるだの、アクセスを集めやすい記事の書き方やネタの選定についてはマニュアルがあるから大丈夫だの、月額報酬50万円を稼ぐこともできるだの書いてあるわけです。
一緒に稼ぎましょう!って、おいっ!
とつっこみたくなるわけです。
ちなみに、転載された元記事はこれ。唯一のバズ記事です。
弱小ブログを運営している私ですからね。
著作権侵害だ!訴訟だ!と騒ぎ立てたいわけではないんです。
ただ、気持ちよくブログを書きたいので、みんなルールを守ってねっていう話なんですよね。