こんにちは。りかです。
我が家での珍事件についてです。
ちょっと下品な話かもしれません。ごめんなさい。
プリプリ星人現る
夫はお酒が大好きです。(私も好きですが)
少し前のこと。
夫は自宅だというのに結構なテンションで飲んでいました。
私「ほら、そろそろお風呂に入ってきて〜。夫くん、子供達お願いよ〜。」
こーちゃん「え〜。まだ、入りたくない。」
ゴソゴソ…。
…夫くん、お尻出してる?
「プリップリ♪プリップリ♪プリップリ♪…。」
夫がリズミカルに歌い、突き出したお尻を振りながら、子供達をお尻から追かけています。どういうつもりなんだか、さっぱりわかりません。
「お風呂に入らないと、プリプリ星人がお尻で食べちゃうぞ。」
あ。そういう流れ?
子供達は楽しそうに「キャーキャー」言いながら、逃げています。
結局、プリプリ星人の仲間にされてしまった息子たちはお尻を出して、一緒にお風呂に入りました。プリプリ星人というより、リアルくれよんしんちゃん的な感じですね。
ここまでの流れは、どの家庭にもよくある光景だと思います。(多分)
本題はここから。
今日、書きたいのは困った話です。
ちょっと恥ずかしげなプリプリ星人現る
次の日、プリプリ星人ごっこが気に入ったこーちゃんがこう言うんです。
「今日もプリプリ星人やって!」
夫の答えは
「え。何?プリプリ星人って。パパ知らないよ。」
うーーーわーーー。記憶を無くしてるー。そんなに酔ってたなんてーーー。
酔っ払いは記憶を無くす、ということをまだ知らない純朴な息子。
こーちゃんにしてみたら、パパがプリプリ星人を忘れているなんて信じられないんですよね。
「なんで、嘘つくの?昨日やったでしょ!?プリップリってしてよ!!」
目に涙を浮かべて、プリプリ星人をせがむ息子。夫は覚えていないのに、2歳の次男が
「ぷぃっぷぃ〜。」
なんて、真似して口ずさんでいます。(まだ"り"が発音できません。)
ああ。これは、息子にプリプリ星人をしてあげたい。
でも、いくらなんだってプリプリ星人の役を私が買って出るわけにはいかないんです。
パパが忘れちゃったの一点張りなもんだから、こーちゃんの悲しさが膨れていきます。
「ママ〜。パパがプリプリ星人知らないって嘘つく〜。」
あぁ。大泣きだわ。
仕方がないので、夫をキッチンに呼び出します。
昨夜の酔っ払いを叱りつけるためじゃありません。プリプリ星人を伝授するためです。
「なんかさ。こう、プリップリ、プリップリってリズムで、お尻を突き出してさ。こんな感じで追いかけてたよ。」
「え。全然覚えてない(笑)」
「大丈夫、やってみて。頼みますよ。」
そこから、しらふバージョンのプリプリ星人が始まりました。
一度は機嫌を損ねたこーちゃんも気を取り直して、楽しそうに追いかけられていました。でも
「パパ、昨日のプリプリ星人の方が面白かったよ。」
とか言われちゃったくらいにして。
「そんなこと言わないで、しらふのプリプリ星人を褒めてあげて」というのは私の心の声です。
相変わらず
先日、酔った夫が「ズボンを脱がずにパンツを脱ぐ奥義」というのを、見せてきました。ショーパンだと簡単なようですが、ユニクロのステテコ?を着ていた夫は、この技になかなか苦労をしていて、笑いました。息子たちも笑っていました。
私は、プリプリ星人のことがあったので学習しました。
「ズボンを脱がずにパンツを脱ぐ奥義」を動画で収めておいたのです。
忘れたと言われたら、この動画を見せればいいですもんね。
ところが、子供達は「ズボンを脱がずにパンツを脱ぐ奥義」のリクエストはしないんです。
もう、子供たちもリクエストすることはないでしょう。
「できた〜!」とパンツを持った夫の笑顔ムービーなんて、いらないのです。
消そうかな?いや、待てよ。
私は自分が酔っ払った時の言動をほっくり返されるのが大嫌いです。
これは、いつか夫と喧嘩した時にでも夫に送りつけてやろう!
ふふ。最大級の嫌がらせかもしれないぞ。
そうだ!消すのはそれからだ!
次の喧嘩がちょっと楽しみでもある私でした。
おしまい。