こんにちは。りかです。
今日は、反省しつつも完璧なママなんていないさ。と自分を慰めます。
私、ブログにいいことばかり書いてたかな
私はブログに、子育ての良いところをつまんで書いていたかもしれません。
等身大のブログを…なんて言っておきながら、負の部分を書くことが少なかったような気がします。
こんな子育てをしたいとか、したとか、理想や上手く行っていることを切りとってブログにしていたのかな、と。
今日、失敗をした時に気づきました。
こういうこともブログに書いていいんじゃないかな?と。
子供に「大嫌い」と言ってしまいました
幸いにも私の子供達は、元気な子供らしい子供に育ってくれています。
元気すぎるくらい。
私がしっかり子育てをしてきたのか、と言われれば、全くそんなことはありません。
離乳食だって手を抜いてきたし、お酒を飲みすぎるときがあるし、すぐカッとなります。そういえば、次男の1ヶ月半健診は私の二日酔いでいけませんでした。区役所に「息子の体調が悪くて〜。」と電話して日にちを変えてもらいました。本当に体調が悪かったのは私です。
今日は、イライラして「こーちゃんなんか大嫌い!」と言い放ってしまいました。「自己肯定感が大事、いつも子供に大好きって言っていたい。」っていう私の考えから随分外れています。もちろん、本当に大嫌いなんかじゃないです。イライラをこんな言葉で表してしまいました。これも私の一部です。
子育ては楽しい
これは、心の底から思っていることです。
私は子供を育てるまで、子供が立つだけでこんなに嬉しいということを知りませんでした。保育所の発表会が始まる前の「はじめのことば」を聞いて、涙が出るなんて思いませんでした。楽しい劇を見て号泣するなんて思いもしなかったし、運動会で息子が先頭を走る姿を見て、こんなに誇らしい気持ちになるなんて考えもしませんでした。昆虫図鑑を見ている長男を見ても、宇宙語みたいなのを一生懸命話している次男を見ても幸せな気持ちになります。子供達の寝顔は世界一の癒しです。
でも、子育ては大変
夜、まとめて寝たいな。熱い飲み物を熱いまま飲みたいな。ゆっくりお風呂に入りたいな。一人で外を歩きたいな。トイレくらい自分の行きたいタイミングで行きたいな。泣き叫ぶ子供を押さえつけて歯磨きするの大変だな。せっかく作ったんだから、ちゃんと食べて欲しいな。子供の絵本じゃなくて、自分のための本も読みたいな。片つけても片つけても散らかし名人に散らかされちゃってストレスだな。兄弟喧嘩がはじまったぞ!落ちついて料理くらいさせてほしいな。もうちょっと、自分の時間軸で動きたいな。
育児中の私は「こんな風になればいいのに!」というささやかな願望にあふれています。ささやかな願いばかりだけれども、これがけっこう切実です。
長男が生まれたばかりの寒い日の朝のこと。「熱いお茶を飲みたい」それだけを夫に伝えて泣いたことがありました。私の思い詰めた顔と要求のギャップがおもしろかったらしく、夫は笑いましたが私は真剣でした。育児中に、泣いた数々のことはほとんど笑い話なんですが、当時は本当に笑えないですから!
子育ての大変さを知ったら、周りを見る目が変わった話
子供がいない頃、スーパーでダダをこねている子供と近くで子供に罵声を浴びせる母親を見ると「あの子、可哀想!なんて親!」と思っていました。
子供がいる今、同じ状況に遭遇すると「あのお母さん大丈夫かな?大変そうだな。」と心配してしまいます。
立場が変われば、ですね。
私は、スーパーで怒鳴るタイプではありませんが(世間体を気にするタイプですから)怒鳴りたくなる気持ちはわかるようになりました。
重い荷物と子供を抱えたママへは「共に頑張ろう!一緒に腕をプルプルさせよう!」と同志を見るような視線を送るようになりました。
若いママを見た時の感じ方もかわりました。「あのママ、すごい。あんなに若いのに、子育てしてるんだ。」って尊敬の念が湧いちゃいます。
なんなら、全てのママ達に「お疲れ様」って言って歩きたいくらいです。
キラキラママ
ネットやメディアにはキラキラしている育児が溢れています。
皆、弱いところよりも、自分の頑張っているところを見せたいものなんだと思います。
「おしゃれカフェみたいな離乳食を、SNSに載せたい!」って気持ち、わかるもの。
私は、立派な離乳食なんか一度も作ったことがないけれど、ね。
昨今、そのキラキラ育児を見ることに疲弊しているというママが多いと聞きます。
私の場合、どちらかというと「すごいな〜。」「素敵だな〜。」「自分とは全然違う!」と素直に楽しんで見れる方だと思います。
というのも、自分の身の周りのことが上手くいっていなくて落ち込む時には、SNSを自ら遮断するからです。自分にとって都合がいい時だけ見ているから楽しめるんだと思います。遮断するのなんて、簡単です。
子育て支援センターとか公園で会う「育児頑張っていますオーラ」のキラキラママの方が遮断しにくいかも。
(キラキラママを批判しているんじゃないですよ。むしろ大好きですから。ただ、自分が上手くいっていないと、キラキラママとの会話で気分が沈むっていう話です。)
私は全然素敵なママじゃないのに、私のブログを見て疲弊する人がいたら嫌だな。
ふとそんなことを考えました。
完璧なママなんかいない。
私はこう思っています。
育児をして、仕事をして、趣味を持って、家事を完璧にこなして毎日にこやかに過ごす。こんなスーパーウーマンは多くない。(いない!って言いたいけど、きっといるんだろうな。)
ちょっとだけ見えているキラキラの一部分に惑わされなくていいんじゃないかな。
そんな高望みしなくても、目指すところはもっと人間くさくていいんだと思います。
時々、今日みたいに夫と喧嘩して、子供に八つ当たりして猛省することもあるけれども、それでいい。
猛省して、ちょっとずつ軌道修正するしかないじゃない。
根底に愛があればきっと、いくらでもやり直しがきく!と思わなければやってられません。
私は、まだママ6年生。間違うことだってあります。
育児はトライ&エラーはつきものだと思います。
「〜しなくてはならない」なんてたくさん抱えているけれども、私はそのほとんどができていないし、よく考えると本当にそれってしなくてはいけないこと?って感じです。
育児は育自。
二度と大嫌いなんて言わないぞ。夫へのイライラを息子に向けるなんてもっての他。
そう考えることが大事なんだと思います。また失敗しちゃうかもしれないけれど。
「こーちゃん、ごめんね。ママさ、イライラしちゃって、こーちゃんのこと大好きなのに、大嫌いって言っちゃった。ママ、ダメだね。ごめんね。」
「いいよ。ママ、大好き。」
そんな会話を交わして、子供をぎゅっとして反省する夜。(投稿するの、朝だけど。)
そんでもって、明日は家族仲良く、楽しく過ごせるといいな。