こんにちは。りかです。
今日は、ママたちへ向けてちょっと偉そうなこと書いちゃった。
キラキラしている友達が、眩しい
友達と遊んだ時、そのキラッキラ具合にやられてしまうことはありませんか?
私は、よくあります。
誤解の無いようにいうと、キラキラした友達は大好きなんです。
ただ、そういう友達を見て「羨ましいなぁ。」「私ってばダメなママ〜。」と落ち込んでしまうことがあるということです。
SNSを見ていても、たまにそういうことが起こります。
SNSの世界には、小さい子供を抱えているのにお部屋がすっきり綺麗!っていうママで溢れているでしょ?
私は、子供が2人になってから、ますます荷物が増えて落ち着かないです。
子供達は部屋を散らかす名人!片つける名人にもなって欲しいのだけれども。
「あぁ。私って片つけが苦手…。ダメだなぁ。」と。
石川啄木の短歌に思う
そんな時、思い出す短歌があります。
小学校だったか中学校だったか、いつ目にしたかわからない歌なのだけれども最近になって、思い出すんですよね。
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
花を買い来て
妻としたしむ
石川啄木(一握の砂より)
友達は出世して、皆えらくなっていく。自分は取り残されて、寂しいな。
そんな時は、花を買って帰り妻と仲良くして寂しさを紛らわしているんだよ。
的なことかな。
ちょっと切ない。
昭和感満載のしょぼくれ短歌ですよね。(すみません)
でも、私はこの短歌が好きです。
他人の評価と自分を比べても仕方がない。あるがままを受け入れて妻と幸せに過ごそう。という、前向きのメッセージが見えます。
キラッキラの前向きじゃなくて、地味な前向きなんだけれども、そこがまたなんだかいい。
そして私には「自分だっていつかは…」という小さな野心も含まれているような気がしてならないのです。
これ、小学生に理解しろっていっても難しい短歌ですね。
キラキラのタネを見つける
自己肯定感とはなんぞや
昨今「自己肯定感が幸せのキーだ」とか「自己肯定感が育てば育児の8割成功している」とか、自己肯定感が大事ですよ〜っていう記事をよくみかけます。
今更、説明することもないかもしれませんが自己肯定感とは「自分はありのままでよい」「自分はかけがえのない存在だ」という、自己を肯定する感情のことです。
石川啄木の短歌からも「自分はありのままでよい」という自己を肯定する(もしくは肯定しようと努力している)姿が見えます。
時々育児に自信を持てなくなる私
育児は忙しいです。
でも、目に見えやすい仕事ではありません。
けっこう頑張っているのにあんまり褒められないし「私ちゃんと育児できているのかな〜。」と不安になることもあります。
育児に時間をとられて家事ができないと、自分を責めたくなることもあります。
妻として、母としての能力が低いような気がしてしまうんですよね。
そんな時はどうしたら良いか。
私はこうしています。
気持ちが落ち込んだ時は、SNSから離れて、自分自身を見つめる
なーんて、大それたタイトルにしちゃったけれども、要は誰にも(SNSにも)邪魔されず自分の好きなことをやるっていうことです。
トイレが汚くとも、洗濯をたたんでいなくとも、一旦自分だけの時間を作るんです。
赤ちゃんが小さいなら、夫なり託児施設なりに預けてでも自分の時間を作ることは、大事だと思います。最近は、託児の理由を問わず預けられるところが増えてきましたよね。たった1時間でもいいと思います。全然違いますから。
- 外が晴れて気持ちがいいときは、散歩をする
- 好きな本を読む
- ブログに思いを綴る
- 可愛い雑貨を見に行く
- 映画を見る
なんでもいいんですよ。自分の好きなことなら。
自分の好きなことをやっていると、なんだか自分にもキラキラのタネがあるような気がしてくるんです。
これ、本当ですよ。
育児中のママこそ、自分の時間を作って欲しい。
だって、キラキラのタネを見つけられたら、笑顔になれるし、家族が気持ちよく使えるように念入りにトイレ掃除しよう!っていう気にもなるんです。
何より、自分の気持ちに余裕ができると、子供がいつもよりずっと愛おしく感じるんですよね。子供が愛おしくなると、なんだか育児もうまくいっているような気がしてきます。
自分の気持ち次第で、物事の見え方が変わってくることってありますよね。
好きなことをやることが、自分を肯定することに繋がるんです。
私は、母であり妻である前に、私なんですから。
育児や家事にばかり時間を費やして、自分のことに時間を使えないんじゃ自分を肯定する気持ちなんか生まれてこない。
自分を肯定できなきゃ幸せな気持ちにもなれないです。
これを読んでいるパパたちには、是非ママだけの時間を作ってあげるサポートをして欲しいなぁ、なんて思います。
さあ、ママたち。好きなことをしよう!