こんばんは。
りかです。
現代における情報とは
今日は、情報について考えたことをちょっと。
私が子供だった時、インターネットはありませんでした。
日々、コンスタントに入ってくる情報といえば新聞とテレビでした。
新聞をとっていない家なんか、無かったんじゃないかな。
何かを調べたいなと思えば、図書館に行くこともありました。(調べないで放置しているうちに調べたいと思っていたことすら忘れることもありました。)
そういえば、子供用の大百科シリーズを持っていてそれで調べ物をすることもありました。(当時は、かなりの子が持っていたのでは?)
本で調べる時に「これは、本当の情報かな?嘘かな?」と考えることはありませんでした。本に載っていることは、すべて事実だと思っていました。
現在は、というと欲しい情報が何でもPCもしくはスマホで調べられます。
本を開くより、圧倒的に早く調べることができるし情報も多岐に渡っています。
何の専門家でもない私が、リビングから世界に向けて情報を発信できる時代です。
嘘だって簡単に発信できます。
ちょっとした勘違いが、一人歩きして皆の常識になることだってあるかもしれません。
私たちが気をつけなくてはならないことは、ネットでの多数派の意見が正しい訳ではない、ということ。
ちょっと怖い話ってすぐに、拡散されますよね。
スマホの電磁波で脳に腫瘍ができるとか、そういう類の健康被害のやつ。
あとは、国家の裏的なやつ。
例えば、アメリカのテロの話をアメリカの陰謀だとか、本気で書いている人が結構いて驚いたりします。(その可能性はかなり低いと私は思っています。)
ほとんどが出どころを明記していない。
雑記ブログに正しい情報は必要とされているのか?
実は、今日あるブログを読んで、電磁波について本当のところどうなんだろう?
と調べたんです。
東京都環境局のホームページや、環境省のホームページをがっちり読み込んで。
それで自分の意見を加えて、ここに記そうと思って3500文字くらいにまとめたんです。
2時間半かかりました。
そして、読み返して思ったのです。
「これ、誰読むの???」って。
本当に正しい情報が欲しいなら、その人が環境省のホームページに行けばいいじゃない。って。(環境省が信じられないってパターンの人もいる?もしかして。)
そもそも私のブログを読む人は、この情報を必要としているのだろうか。
必要じゃないな、多分。
何しろつまらない。
もしかしてだけど、現代っ子は正しい情報をネットから拾うんではなくて、情報自体を楽しんでいるのかな?
拡散ってそういうことなのかな?
危うい情報を撒き散らして、びっくりしたり楽しんだりするのって、現代のコミュニケーションの一つなのかもしれないなぁって。
(とはいえ、私は真意のわからない情報を書きたいとは思わないです。)
そして、今全部消して今、書き直し。
ちょっと無理して書いて、消すパターンはこれで2度目です。
正しい情報を集めようと躍起になって疲れちゃいました。
今後は、私らしく、ゆるくいくと固く誓ったのです。(ゆるいんだか固いんだか、わかりにくい)
常識が時代と共に変わっていく
ちょっと、話が戻るけれども、私が子供の頃の主な情報源といえば新聞、テレビ、本でした。
だったら、誤った情報はなかったのか、といえばそんなこともありません。
常識だったことが後に「誤りだったよ」と訂正されることは、多いです。
それ、30代になってからよく感じます。
例えば、私の子供の頃は「歯ブラシは固めが良い」という常識がありました。
歯医者さんもそう言っていたように思います。
最近は、歯茎を傷つけるとかなんとか言って、普通〜柔らかめを推奨されますよね。
私が幼稚園児だった頃は乾布摩擦という健康法があり、子供たちが乾いたタオルで体をゴシゴシすることを推奨されていました。私はやっていないけど、テレビで上半身裸の子供達が体をゴシゴシしていたのを何度も見たことがあります。
今じゃ、「それ、肌傷つけるんじゃ?」と敬遠されそうです。
火傷にアロエを貼るのも、雑菌がつくから今はやらないようだし、擦り傷も乾かさないで、湿潤療法とかをしちゃう時代ですものね。
わかっちゃいるけど、やめられない古い常識は「熱を出したら暖かくして汗をかいて治す」っていうやつ。←こういう人、結構いるはず。
無駄に電磁波に詳しくなって疲弊している、夜更けの徒然でした。終わり。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少し前に書いた、ネットには間違った情報が多いよって話(あー、全部内容言っちゃった。)も、合わせて読んでみてください。