こんにちは。
りかです。
妻であり母である私のアイデンティティとは何か。
考えてみたことを、ちょこっと書きたいと思います。
会社を退職したら、社会から取り残されたように感じた
数ヵ月前のことなのですが、私は9年働いた会社を退職しました。
育児休暇の最長1年半を越えても、二男の保育所が見つからなかった為です。
まだ頼りない、小さな赤ちゃんと寄り添って生活することは母としての幸せを感じるものです。
「育児休暇」という、社会との繋がりをもったまま育児に専念できる制度は、ありがたいものでした。
予想に反して、仕事に復帰することができなくなった私は、すごく閉塞感を感じました。
1年半を越えても育児に専念する覚悟はしていませんでした。
旦那さんや子供中心の生活を送る主婦
私の友達には圧倒的に専業主婦が多いです。
彼女らは、彼女から妻、妻から母へと自然にアイデンティティを変化させてきたように見えます。
いつも旦那さんや子供を中心に考えています。
お掃除のノウハウを持ち、子供の服を賢く買い物したり、節約料理のレシピを増やす。
そういったことをすごく楽しんでやっているように見えて、とても羨ましいです。
(楽しいことばかりでは無いのはわかっています。けど、楽しそうに見える部分が多いということです。)
家事や育児は私の役割という考え方
私はというと、正直家事なんかしたくないです。
「今日の晩御飯美味しい。」と評価されれば、やはり嬉しいものですが、料理以外はあまり評価されることもなく。
でも、しなくてはならない家事はそれなりにあります。それらをするのが私の役割だからこなしている、という感じでしょうか。
そう。
私にとって、妻とか母というのは単なる役割であって、私のアイデンティティとは呼べない。
そう感じるのです。
30代の自分探しっておかしいですか?
子育ては不自由です。
それも、私だけ。
夫はかなり育児に参加してくれています。
けれども夫は、私のように不自由ではないように思います。
男性の育児参加が取り沙汰される昨今ですが、やはりまだまだ不自由を感じるのは、女性ばかりではないですか?
子供は私の人生に深くかかわり、色付けをする宝物です。
愛情をしっかり注いで育てたいです。
でも、私の人生の主役は私であって、子供では無いと考えています。
私は、たかが契約社員でしたが、仕事にやりがいを感じていたし、評価されるのが嬉しかったです。
生き生きと働くことは、私のアイデンティティのひとつだったのだと思います。
そして、会社におしゃれをして行くこと、
これも女というアイデンティティなのだと思います。
子育てをしていると、服は子供に汚されても困らない、動きやすい格好が良いです。
たまに洋服を買っても、
「お洒落して、私は何処にいけばいい?小児科?」
ってことになってしまいます。
退職をした今、私はどのように自分自身のよりどころを見つけてよいのやら。
少し悩んだのです。
30代で自分探し、というのも変かもしれませんが、私らしい確固たるものを見つけたい。
私らしさを見つけたい。
そう思うのです。
母としての意識が低い!と軽蔑されそうで、なかなか身近な友達には言えない話。
特別なことなんか、何もない私だけれども自分が納得する、私らしい人生を歩みたい。
ブログを始めたのは、そんなことを考えたからのように思います。
(あ。でも、白状しちゃうと、最近ちょっとアフィリエイトとやらに興味があります。)
※その後、二男の保育所入所が決まり、私は夫の仕事を手伝いながら他に仕事を探しています。
「女」というアイデンティティは、フランス人女性に学ぶところがたくさんありそう。
フランスでは、おじいちゃんとおばあちゃんも、恋愛をしています。
子供がいる家庭でも、夫婦は男と女です。
生涯を通して、妻だろうが母だろうが、女性は「女」として存在しているように思うのです。
私は、というと夫の事を信用しているし、大好きだけれども、男と女ではなくて、家庭を守る「同志」みたいな感じなんですよね。
そういう家庭、きっと多いですよね?
夫婦のあり方、女性のあり方は、フランス人に学ぶところがありそうです。
そのうち、この辺の考察をしてみたいな、と。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。