なんでもない私の、ひとつひとつ。

5歳と2歳の男の子を育児中。夫のこと、息子たちのこと、趣味のこと、思いついたこと。どこにでもいる主婦の徒然。

子供が虫を殺すことについて。残酷なことだけれども、そうやって命を学ぶこともある、かな。

こんにちは。りかです。

今日は、虫を殺して遊ぶ子供達を見て考えたことを書きます。

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蟻を殺して遊ぶ次男

次男(2歳)のはーちゃんは、蟻をつぶして遊びます。

私は「ありさん、痛い痛いって言ってるよ。可哀想。」と軽く言いますが、ほとんど好きなようにさせています。

ダンゴムシなんかも大好きで、地面に顔が付くんじゃないかというくらい顔を近づけて観察をします。ダンゴムシを殺していたこともあったかもしれません。

 

私の軽くいう「可哀想」という言葉は、はーちゃんに届いているのでしょうか。

 昨日、家の中に入ってきた蚊を私はパチン!と叩いて殺しました。

はーちゃんが寄ってきて

「いたい?わーいそ(かわいそう)?」

と聞いてきました。

私は

「そうだね、可哀想だね。」

と言い、自分で殺しておいて変だなぁと感じ、

「でも蚊は刺すからね。」

と続けました。はーちゃんは、

「わーいそ、わーいそ。」

と繰り返しています。

自分は、私よりたくさんの虫を殺すのに。

 

虫を虐めてはいけないという教育

公園で、蟻の巣に棒を突っ込んで遊んでいた子が親に叱られているのを見ました。

「やめなさい!!」

こんな場面に出くわすと、私は自分の育児に自信が持てなくなります。

そうか、こうやって叱ったほうがいいのかな。

命を大事にするというのは、親が教えないと覚えないのだろうか?と。

私は、親に叱られることが原因で、虫に興味を持たなくなるなんてことがあっては勿体ないかなぁと思っていました。

そして、家に帰ってから本棚の奥にある育児書を引っ張りだして見るのです。

でも、私の持っている育児書には虫を殺すことについての話は何ものっていませんでした。

 

私も子供の頃、とても残酷だった 

考えてみれば、私は小さい頃虫に対して残酷なことをたくさんしてきました。

蟻の巣に棒を突っ込むなんて日常茶飯事です。

今考えてみると、ぞっとするようなこともたくさんしてきたと思います。

私の母は、子供の遊びにあまり干渉しませんでした。

幼稚園のころ、私は道路を挟んで向かい側にある公園まで妹と子供だけで遊びにいき、虫を捕まえたものです。

蟻の触覚を抜いてまっすぐ歩けなくなる様子を見たり、メスのとんぼの尻尾から卵を絞り出したりしました。気分が悪くなったらごめんなさい。ここにかけないくらいもっと酷いこともしていました。

でも、私は息子が蟻を殺すのを見て、可哀想だなぁと思う大人に育ちました。そして、自分の経験のせいか虫を殺す息子に強く叱ったりしない親になりました。

 

 

虫が大好きな長男が、トカゲに虫を与える話

 5歳の長男、こーちゃんは、虫が大好きです。同じように、2歳くらいの時は虫を殺して遊んだりしたものですが今では無駄に虫を殺すことは少なくなったように思います。

そういえば、ディズニーのバグズライフという虫の映画を見てから、蟻を殺さなくなりました。(とはいえ、まだ全く殺さないというレベルではありません。)

 

我が家ではトカゲを飼っています。

家族でキャンプに行く度に、トカゲに出くわすので今ではカナヘビが2匹、日本トカゲが1匹になりました。

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今までは、カタツムリやカブトムシ、カニ、信じられないかもしれませんがダンゴムシを飼ったこともあります。

今まで飼ってきた虫は、ほとんど私がお世話をしてきました。カタツムリとダンゴムシは息子が飽きたタイミングで逃がしました。

 

私はトカゲの世話にはノータッチです。(時々飲み水を替えてあげるくらいかな。)

だって、私はトカゲに触ることはできないし、何より餌をあげることができません。

トカゲは、生きた虫しか食べません。ですから、こーちゃんと夫がクモ、バッタ、コオロギ、ワラジムシなんかを取ってきてトカゲにあげるのです。

 

こーちゃんは虫が大好きで、一番好きな本は昆虫図鑑です。

「こいつ、醤油出すから気をつけて!」

なんて、どのバッタが茶色い液体を出すかも知っているし、コオロギの顔をのぞきこんで

「ママ、これ怖い顔しているから閻魔コオロギ!」

 なんて教えてくれます。

「おじちゃんが芝刈りしちゃったから、バッタが住めなくなっちゃったんだよねぇ。」と、草が長いところのほうが虫がたくさんいることを、自分の経験から学びました。

 

今では、前までは見つけると喜んでいたバッタも全く愛でることもなく、捕まえてはすぐにトカゲにあげるようになりました。

私は、トカゲが餌を食べているのを見るのが苦手です。

でも、こーちゃんもはーちゃんも、トカゲが餌を食べているのを興味深そうに覗き込んでいます。

こんなシーンを凝視させて、大丈夫なのだろうか。

 

トカゲを逃がそうと思った話

昨日、こーちゃんにこんな話をしました。

「9月になったらさ、トカちゃんを採ってきたところにキャンプに行く予定なの。冬になると、トカゲは冬眠しなきゃならないからさ。元のところに戻してこよっか。トカ子ちゃんを採ってきたところには、きっと10月に行くからその時に戻そうよ。」

「冬になったら、飼えないの?」

「うん。ママ、トカゲに冬眠させてあげるの難しいと思うの。」

「やだ。放したくない。こーちゃん、冬眠させるから。」

こーちゃんは、泣きました。

カブトムシが死んだ時だって、泣かなかったのに。

でも、私は自宅でトカゲが死んでしまうことが嫌です。

私の元のところに返してあげるという決断から、息子には命の大事さをほんの少しでも学べるかな、とも思いました。

 

トカゲを飼い続けると決めた話

このことを夫に話すと、即決で

「自宅で冬眠させようよ!」

と言いました。

確かに、最後まで命を預かるということで学ぶこともありますよね。

今更ですが、カナヘビの育て方を書いた本をamazonで購入しました。

 近い知り合いに、カナヘビを冬眠させて3年くらい飼っている人がいます。いろいろ教えてもらおうかな。

 

正解はどこにあるのか、難しいな

考えてみると長男の虫好きは、私が好きなようにさせていたからのように思うし、無駄な殺生が減ったのは、動かなくなった虫を見て、命にリセットボタンはないということを学んだのだと思っています。

平気で虫をトカゲにあげるようになりましたが、トカゲも食べないと死んでしまうということを知っているからです。

トカゲへのお世話の仕方を見ると、責任感も生まれてきたように思います。

頼まなくても、晴れている日にトカゲへひなたぼっこをさせています。

次男もきっと、放っておけば虫を無駄に殺したりしなくなるんじゃないかな。

虫とっては可哀想なことだけれども、子供が命を学んでいく過程で虫を殺すというのは必ず通る道のような気もします。

 

私の知り合いに、虫をとったらその場で虫かごにいれて観察し、すぐにリリースをするという教育方針の方がいます。

あぁ。素晴らしいな。そう思いました。

その話を聞いた時にも、自分の教育方針に不安を抱えたのですが、なんだかよくわからなくなりました。

 

子育ての正解を探るって難しいです。