なんでもない私の、ひとつひとつ。

5歳と1歳の男の子を育児中。夫のこと、息子たちのこと、趣味のこと、思いついたこと。どこにでもいる主婦の徒然。

子供の話に耳を傾け、急かさず、自由にさせることで得た「好奇心」

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こんにちは。りかです。

 

先週末、2泊3日で家族旅行にいってきました。

仙台から出発し、岩手→秋田→青森の「みちのく家族旅」です。

今日は、岩手県で立ち寄った県立の児童館「いわてこどもの森」で私たち家族がどうやって遊び何を得たかを書きたいと思います。旅行のレポじゃありません。ほぼ虫の話です。

 

 

「岩手県立児童館いわてこどもの森」に行ってきました

 

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こちらの児童館はキャンプ場も併設されるほどの広大な敷地があり、室内には仕掛けがいっぱいの巨大遊具があります。その他にも、子供の好奇心をくすぐる遊びがたくさん!

私が興味をもったのが、この施設に掲げられている「みんなの合言葉」と「おとなのお約束」です。

一部を抜粋します。

みんなの合言葉

●事故は自分の責任。自分の判断で自由にあそぼう。

(自由に遊んでもらえるために、なるべく制約を加えないようにしています。)

 

おとなのお約束

●まず、こどものはなしに耳を傾けること

●早くしなさい、とむやみにせかさないこと

●危ないからやめなさいという前に、本当にそうかよく考えること

 

 うん。児童館で、大人へ対してのお約束を掲示しているって珍しいですよね。

子供には「今日は、自由にあそびましょう」と伝え、夫とも「おとなのお約束」を守ろうね、と話しました。

きっと、このお約束がなければ私たち家族は違った遊びをしていたと思います。

していたと思います、じゃないな。絶対に違った遊びをさせていました。

 

親が予想した遊びとは違うことにハマった息子

長男のこーちゃん(5歳)は、少し室内の巨大遊具で遊ぶと「外に行きたい」と言いました。

天気が良かったので「そうだね。外で遊ぼう。」私たちは外にある、全長120mの長い滑り台を目指しました。

そこで、私がふと

「これ、蟻地獄じゃない?!」

蟻地獄の巣を見つけました。私、蟻地獄を見たのはおそらく25年ぶりくらいです。

子供の頃に見て以来、存在さえ忘れていました。

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蟻地獄…ウスバカゲロウの幼虫。縁の下などの乾いた土に、すりばち形の穴を掘り、すべり落ちたありの体液を吸う googleの辞書から引用

「こーちゃん、おいでよ。ここに虫が隠れているんだよ!」

それから、夫と息子は蟻を捕まえて蟻地獄に入れ、様子を観察していました。

息子は釘付けです。10分くらい蟻地獄と遊んだころでしょうか。

「さっ。滑り台に行こうか。」

と、誘う私に息子は

「嫌だー。もっと蟻地獄を見ていたい。」

と答えました。そうはいっても、この後秋田のホテルに宿泊予定だったので、ここで遊べるのはあと1時間くらいです。

蟻地獄を見て過ごすなんてもったいない。

「早く行こうよ!」

と言いそうになって思い出したのが「みんなの合言葉」と「おとなの約束」です。

そうだ。今日は、自由に遊ぶんだった。

私は「子供の話に耳をかたむけること」「早くしなさい、とむやみにせかさない」と決めたんだった。

「そうだね。じゃあ、蟻地獄で遊ぼう。」

こーちゃんは満足気でした。

途中、施設に工事にきていたおじさんが

「蟻地獄は遊具の下とか日陰になる砂地にいるよ」

と教えてくれました。

その後は家族で、別な蟻地獄を探しに敷地内をウロウロすることになりました。

私は次男を連れて、幼児コーナー行こうかと思ったのですが、次男もお兄ちゃんと一緒が良かったようで、こーちゃんのまわりをちょろちょろしていました。

途中、こーちゃんは虫を見つけると

「次に見つけた蟻地獄に入れてみる」

と、常に手に虫を持っていました。

 

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 「あと30分くらいで帰るんだけど、どうする?蟻地獄探す?それとも滑り台する?」

夫の問いかけに、息子の答えはこう。

「もっと蟻地獄探してから最後にちょっとだけ滑り台する!」

結局、それ以上蟻地獄を見つけることはできなかったのですが、こーちゃんの生き生きした顔!

「ママ、ここ楽しいね!またきたいね!」

そう言っていました。

最後には家族そろって滑り台で遊びました。

こーちゃんは、長い滑り台をうつ伏せになって滑ろうとしました。

「危ないから…」

と言いかけて、あ。危なくないかも。って言葉を飲み込んだりしました。

「危ないからやめなさいという前に、本当にそうかよく考えること」って、私は普段からできていません。

すぐ「危ないから〜」って言ってしまします。

「自由に遊ばせる」って、夫の方が得意のようです。

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家に帰ってから蟻地獄について調べる

岩手まで行って蟻地獄を探したけれども、実は蟻地獄は身近にいるそうです。

神社の軒下や、アパートの1階のベランダの下等、雨に当たらないところにいるのだとか。

月曜日、こーちゃんと保育所に登所するときに、たくさん寄り道をしました。

蟻地獄探しです。

蟻地獄という、ほんのちょっとのきっかけがこんなにも息子の好奇心を刺激するなんて。

残念ながら、蟻地獄は見つかりませんでしたけれども、他の発見がありました。

「この泡はカマキリの卵かな?」

「この虫、おもしろい形だね。」

私は、虫が好きではないのですが、花は大好きです。ついつい

「見て見て。カタバミの葉っぱってハートの形なんだよ、可愛いでしょ。」

なんて話をしてしまうのですが、それも良しです。

息子との登所時間がこんなに楽しいのは初めてだと感じました。

私はそれまで

「はやく、はやく。」

と急かしてばかりいました。

もちろん、時間は大事です。急ぐことが必要な時もあります。

蟻地獄探しのためにたった15分、家を早く出ただけなのですが子供と向き合う余裕がでてくるんですね。

息子から「この虫は何?」と質問攻撃にあうので、図鑑を買いました。

まだ届いていないんですけど、amazonの試し読みをしてみたら目次に「ウスバカゲロウ」と書いてあります。ウスバカゲロウは、蟻地獄の成虫です。きっと蟻地獄についても書いてあるに違いない!

息子も

「早く、昆虫図鑑届かないかなぁ〜。」

とワクワクしているようです。

私までワクワクしてきます。

 

私と息子が得たもの

私たちは「いわてこどもの森」に行ったのに、施設の1/10も見れていません。

岩手まで行って、私たち家族が住む地域にもいる蟻地獄に夢中になりました。

でも「せっかく行ったのに勿体ない」とは思いません。

それは「いわてこどもの森」が入場無料の施設だからじゃないですよ。

次に繋がるいい経験をした。これが、私にとっても息子にとっても大きな収穫だったからです。

 

こどもを自由に遊ばせること、こどものはなしに耳を傾けること、「早くしなさい」とむやみにせかさないこと、「危ないからやめなさい」という前に、本当にそうかよく考えること

この4つのお約束は、子供と遊びに行く時は時々思い返すつもりでいます。

気づきが多い約束でした。

 

近々、蟻地獄を飼ってみようかと考えています。

ここまで書くと、信じてもらえないかもしれませんが、私は虫嫌いです。

でも、息子の好奇心に満ちたあの眼差しを見れると思ったら、虫なんてたやすいものかもしれません。

はまりにはまって「蟻地獄の育て方」なんてエントリーを書き出したら、笑ってくださいね。

まずは、蟻地獄を見つけなくては。

 

おしまい

 

 

岩手県立児童館こどもの森のホームページはこちら

www.iwatekodomonomori.jp