なんでもない私の、ひとつひとつ。

5歳と2歳の男の子を育児中。夫のこと、息子たちのこと、趣味のこと、思いついたこと。どこにでもいる主婦の徒然。リノベーションのブログ、始めました!

BCGの痕って消えないじゃん!ハンコ注射って海外には無いんだよ。日本も見直すべきじゃない?

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こんにちは。りかです。

今日はBCGについて思うことを書きたいと思います。

 

BCGの痕は、日本人の独特なものだと知っていますか?

義弟(フランス人)が

「日本人女性の綺麗な腕にBCGの痕を見ると可哀想になる。」

と言っていたことがありました。

 

フランス人は、見た目を重視する国民性があるように思います。

 フランスに住む甥は、生まれて間もなくふくらはぎに大きなホクロができました。

お医者さんにホクロをとる手術を勧められ、妹は悩んでいました。

大きいといっても、日本ではたまに見かけるくらいのものではないかと思います。

直径1cmも無いくらいです。

「こんなに小さな赤ちゃんに手術をするなんて」

私も妹と同じように思いました。

妹の夫、義母は「手術をするべきだ」と妹を説得したようです。

「この子が大きくなった時に、綺麗な足に感謝するはずだ。」

と。

結局のところ、妹は、医者からホクロが皮膚癌に移行する可能性の話を聞き(ほんの少しの確率ですが)手術をすることに納得しました。

癌になる可能性が少しでもあるのならば、そのリスクを除きたいと思うのが母心ですよね。

話が逸れました。

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 出典:BCG - Wikipedia

 

海外の映画を見た時に、俳優の腕にBCGの痕を見つけたことはありますか?

おそらく無いと思います。

なぜなら、管針法(9つの針があるハンコ型の注射)を用いているのは日本だけだから。

海外の人が日本人のBCG痕を見て、どう思うでしょうか。

「汚い」とは思わないにしても、BCG痕がある腕に違和感を感じる人もいるのではないかと思います。

日本人はおなじみの痕ですから、違和感は感じないですよね。

むしろ「好きな人のBCG痕に萌える」という人までいるそうです。

 

そもそもBCGって何?

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BCGは結核のワクチンの名前です。

牛の結核菌を弱毒化して作った生ワクチンで、これが化膿性細菌のため、他の注射と違い痕が残ってしまします。

生ワクチン…病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料として作られたもの

不活化ワクチン…病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を失わせた(不活化、殺菌)ものを原材料として作られたもの

BCGワクチンは乳幼児期の結核感染の、特に重症化の予防には大きな効果があると考えられています。

一方で、大人の感染予防には限定的な効果しかないと言われています。

一度接種すれば大人になっても罹患することがない、麻疹・風疹のような予防接種とは異なるんですね。

さらには、接種した効果は10年〜15年で減弱してしまうのだとか。

ツベルクリン反応をした記憶がある方も多いと思いますが、現在ではツベルクリン反応の施行は中止されています。

ツベルクリン反応をせず、乳児期に1回の接種のみを行ないます。

 

息子にBCGを接種する時に、私が考えたこと

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私自身はBCGの痕に悩んだこともなく、大きな問題では無いと考えていました。

でも、長男のBCG接種の時に考えたのです。

「本当にハンコ型の注射をする必要はあるの?」

 

その綺麗でぷにぷにの赤ちゃんの腕に、BCGをすることに少しの抵抗が出てきたのです。

息子はフランスに従兄弟たちがいるのですから、今後もフランス行く可能性はあるでしょう。その時に、コンプレックスになるのならば痕の残らない注射をしてあげてもいいのかな。そんなことも考えました。

 ワールドワイドに考えたならば、BCGの痕は違和感の何物でもないでしょうから。

 

「目立つところにハンコ注射」を阻止することはできるのか

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現在、BCG接種は役所でので集団接種となっています。

私は、近所の小児科医に相談をしました。

「息子の腕にBCGの痕が残るのが嫌なのですが、残らないようにする方法はないのでしょうか。」

小児科医は大きなため息をつきました。

「はぁ〜。」

それが答えを物語っていました。

「お母さん。あのね。赤ちゃんにとって、何が一番大事か考えましょうよ。集団接種を受けるべきですよ。」

小児科医に説教をされてしましました。

「そうですよね。すみません。」

私は、そう話に終止符を打ちました。話を続けることが面倒になっただけで、その答えに納得したわけではありません。私、BCG接種をしないとは言っていないのにな。

「子供の腕に傷を残したくない」と思っただけなのだけれども、それって普通の感情じゃないのかな。怒られる必要はなかったと思うんだけれども。

 

その後、厚生労働省のホームページを調べました。

私と同じことを考えている人がいるようで、こんなQ&Aがありました。

 腕にBCGワクチンの痕が残るのが嫌なので、目立たない所に接種することはできませんか?
BCGワクチンは、上腕外側のほぼ中央部に接種するものとされており、その他の場所への接種は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)上認められていません。また、肩の部分に接種を行うと、ケロイドを生じやすいことが報告されています。定められた場所への接種をお願いします。

結核とBCGワクチンに関するQ&A|厚生労働省

 なるほど。上腕外側の中央部に接種するというのは、法律上の決まりなんですね。

それでは「目立たないところに接種してください」は通用しない。

諦めて腕にハンコ注射する他ないのかな。

 

集団のBCG接種

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区役所のBCG接種会場にはたくさんの乳児たちが集まって列を成しており、流れ作業のようでした。

いろいろ聞いてみよう、そう思っていたのですが聞きづらかったです。

BCGについての説明の紙を渡されたくらいで、接種前は質問をする隙がありませんでした。(接種後には、保健婦さんから丁寧に経過観察の説明を受けました)

順にハンコ注射をされる列を見て「家畜みたいだな」とぼんやり思いました。

その後、私は次男にも同様にBCG接種を受けさせました。

他に方法を見つけられなかったからです。

実は、次男の時も別な小児科医に相談をしていますが

「そんなに痕は目立ちませんよ。」

と優しく諭されました。

次男はまだ1歳ですので、今はまだ赤く目立つ痕が残っています。

長男は5歳になりましたが、BCGの痕はくっきり残っています。

これが消えて行くのでしょうか?

アラフォーの夫の腕にもBCGの痕が残っているのに。

私はやはり、美容上の問題があるように思ってならないのです。

 

海外でのBCG接種方法は?

アメリカ・カナダ・オランダ・ドイツ等、BCGの定期接種を廃止した国は多くあります。

私の妹が住むフランスでは2007年に定期接種ではなくなったものの、接種することを強く推奨されるようです。

もちろん、日本のように9本の針がついたスタンプを2箇所にうつという方法ではありません。1つの針で腕の内側に接種します。

日本は法律で上腕外側中心部に接種することが決まっているのに、フランスでは目立たないところに接種するという気遣いがあります。

11歳の姪は、BCG接種後も腫れることがなく現在では全く痕が無いそうです。

9歳の甥は、BCG接種後に膿んでしまったそうで、痕が残りました。

といっても

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こんなもんです。

甥は、BCGの痕があることを自分で知りませんでした。

この写真をとる時に、初めて気がついたそうです。

 

日本からもBCG接種がなくなる?!

去年(2016年1月)に、厚生労働省がBCGの定期接種廃止、選択接種導入の検討に必要な研究をすすめる案を示しています。今後は、BCGの中止または選択接種に移行する時期がくるかもしれないということですね。

厚生労働省のデータによると、平成26年の日本の新しく登録された結核患者数は 19,615 人です。

これを、どう見るか。

選択接種となった時に、悩むタネになりそうですね。

接種するにしても、ハンコ注射への抵抗が強くなりそうです。

だって「みんなあるから安心」が通用しなくなるんですから。

 

声を大にしていいたい

BCGの接種について、あのハンコの注射は嫌だ!という私と同じ意見を持っている人は、もっと声を出すべきですよね。

親が言わなければお役所の人たちはこの、美容上の問題に気がつかないんじゃないのかな。

私も声を出したい!とブログに綴ってみました。

 

 

世界ではBCG以外のより効果がある結核ワクチンが研究されているようです。

接種方法も再検討されるといいですね。

  

おまけ。小児科から勧められた本の紹介。 

子育てには不安がつきものですよね。

私は、住んでいる地域に、とても信頼できる小児科をみつけ気持ちが楽になりました。気管支が弱く、体調を崩しやすい次男のかかりつけです。

数年前、その病院で『お母さんに伝えたい子どもの病気ホームケアガイド』という本をすすめられました。

日本外来小児科学会 医歯薬出版のものです。

家でのホームケアだけでなく、予防注射のことについてもかかれていますよ。

お母さんの「知りたい」現役小児科医の「知っていてほしい」が詰まった良書です。

受診のタイミングや、帰ってから何に気をつけたらいいか、再診のタイミング、薬の飲ませ方、この本にはお世話になりっぱなしです。

従来の育児書や家庭の医学書あは、家庭であらかじめ読んで勉強しておく、あるいは「さあどうしよう?」という時に辞書がわりに調べる、という目的でつくられています。
しかし、この本は医師が診断し処方したあと、家庭で子供にどんなことをしてあげたら良いか、を書いたものです。