なんでもない私の、ひとつひとつ。

5歳と1歳の男の子を育児中。夫のこと、息子たちのこと、趣味のこと、思いついたこと。どこにでもいる主婦の徒然。

私の周りにある、いろいろな宗教。新興宗教って何なんだろう。

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今日は、身近な宗教の話を。

その中でも新興宗教ってやつかな。

宗教ってすごくセンシティブな問題でもあるから、書くべきではないかと、少し悩んだんだけれども。

 

 

前に会社で一緒に働いていたTちゃんの話。

Tちゃんってこんな子

Tちゃんは口が悪くて一見ちゃらくて、とっつきにくそう。

でも、物事を冷静に捉え、周りの意見に流されることなく、自分の率直な意見を言うのでいつもTちゃんの意見は参考になります。

物怖じをすることが全く無い。

 

表現豊かで話好きなTちゃん、私よりだいぶ年下だったのだけれどもウマがあって、よくランチを共にしました。

 

Tちゃんのお母さんの話

ある時のTちゃんの話。

「家のママやばいんすよね〜。聞いたこと無い宗教にハマっちゃって。」

そうなんだ。

「最初は、『ママ、お友達できたの。』なんて、楽しそうにしてて。お友達と旅行に行くとかいっちゃってさ。すごい楽しそうだったんす。」

 

宗教だって気づかなかったの?

 

「テーブルの上に、宗教の冊子とか置きっぱにするから、怪しいねってパパと話してたんすけど、楽しそうだったから誰も文句言わなくて。」

 

そうなんだ。趣味、みたいな感じ?

 

「趣味で終われば良かったんだけどさ〜。お金使ってんのがパパにバレて。何に使ってんのかわからないけど、パパが叱っても『お金に固執するなんて不幸よ〜!』って反撃してくんの。でね。昨日、家にその宗教のおばちゃんが3人来てたんすよ。」

 

そこで、Tちゃんクスクス思い出し笑いを始めました。

何、何?何があったの?

 

「こともあろうか、私を勧誘してきたんすよ。道場(?)に行こうって。一緒に行ってみるだけでいいから今すぐ行こうって。ママの方見たら下向いて、全然私と目を合わさなくてさ。」

 

「あったま来ちゃったから、『このやろ〜!ママが払った金返せ〜!!」ってちゃぶ台ひっくり返してやったんす。で、帰れ!帰れこのやろう!警察呼ぶぞ!って」

 

あちゃ。

「そしたらやばいんすよ。おばちゃん達が騒ぎ出して。『大変!!この子は狐にとりつかれてるわ!今すぐ連れて行かなきゃ!狐よ狐〜!!』とか言って抑えられて。一人なんか手を合わせ始めてさ。私も頭に来ちゃって『離せばばぁ!!』って。ママもあわあわしちゃって。」

 

話しながらTちゃんが爆笑してる。

私も、想像して可笑しくなっちゃった。大変だったね。と言った私に、

 

「大丈夫っす。結局、ママが『すみません!すみません!私がよく言って聞かせますから〜!!』って止めに入ってもみくちゃになって、一見落着っす。」

 

狐は?

 

「ついたままっす。」

 

Tちゃんはどこまでも明るい子です。

それから随分たちました。

ある日、Tちゃんから結婚して、子供が産まれたという連絡がきました。

しばらく連絡を取ってなかったTちゃん。数日前にLINEで、おめでとうの連絡をしました。

昨日、Tちゃんから電話がかかってきて、長話をしました。

 

「お母さん、まだ宗教ハマっているの?」と聞くと、

「ハマってますよ〜。お金はパパが管理するようになって『あなた達の幸せのためにママは祈っているから。』とか言ってますよ〜。最近その宗教の看板を実家に掲げてすごい恥ずかしいっす。」

 

Tちゃんの話ぶり、なんだか少し女の子っぽくなっていました。(ちょっとだけ)

宗教の話って、もっとナイーブなものだっと思っていた私。

「ママが楽しそうだから、勝手にやってる分はいいかなって。なんか気持ち悪いけど、楽しそうっすよ。」

なんていうTちゃん。

家族の宗教を、おおらかに捉えている話ってあんまり聞いたことがありませんでした。

 

Tちゃんのお母さんがなぜ宗教にハマったかわからないけれども、生き生きしているそうです。

想像するに宗教活動が日々の足りない何かを埋めてくれたのでしょうか。

 

私が宗教に誘われた話

軽い気持ちで仲良くなったある宗教の人たち

実は、私中学生の時に、2週間くらいかな。新興宗教に入信したとまでは言わないけれども、お祈りみたいなのに行ったことがあります。

これ、旦那にも言ったことない話。私の恥部だと、感じているのかも。

中学生の頃、うちの近所にあった国立の大学の大学祭に行ったんです。

いろんな食べ物が売ってるし、マジックショーとか子供も楽しめるものも多く、近所の子は結構遊びに行っていたんですよね。

で、校舎をまわって、その宗教で運営している部屋に入ってしまいました

大学のサークルで宗教なんかあると思わないじゃない?知らずに入りました。

それで、何だかお祈りされて「ほら、体が熱くなったでしょ?」みたいに言われて、何だかそんな気がして。

「あぁ。なんか、熱くなったかも。」

なんて。

中学生ってまだまだ世間知らず。

その後、大学生に連れられて、アパートの一室に行きました。ただの畳の部屋に神棚があるアパートでした。(ちょっと怖かったから妹を連れて)

 

その時に感じたこと。その宗教施設の人たちの、まぁベラボーに明るいこと。違和感を感じました。円陣組んで、「頑張るぞ!頑張るぞ!おー!」的なことを、超でかい声で言ってたっけ。部活か。

その、変に明るいお兄さん、お姉さんと仲良くなったくらいにして。

皆、悪い人ではありませんでした。

「私たちは、○○教に出会えて幸せです!」

的なことを、、皆言ってたよ。

 

父が激怒した話

で、軽い気持ちでその施設のことを父に話したら、すごーく怒ったんです。

それはもうすごーく。

親になってわかります。中学生の娘を勧誘するなんて、そりゃあ怒るでしょう。

で、その施設に顔を出さなくなったから、お兄さんお姉さんが、私の家まで来たんですよ。

そしたら、父がものすごい大きい声で怒鳴って。

「二度とくるな!!」って、お兄さんが差し出した冊子を投げつけました。

私と妹は、怖くて部屋のベットの中にうずくまって隠れていました。

それで、終わりです。

 

そういえば一度だけ、その宗教のお姉さんに偶然会ったことがありました。(まあ、お姉さんが通う大学の近所に住んでいましたからね。)

 

「りかちゃん、霊障(こんな字かな?)が強くて、近寄れなくて。心配してました。」

っと言われた時に、何だか相手に対して憐れみみたいなのを感じました。

その時の私にとって、宗教より父の方が正しかったですから。

 

会釈だけして逃げるように、その場を去りました。

その宗教からもらったお守り?みたいなやつ(定かな記憶ではないけれども、600円くらいで買った気がする?)は、捨て難くて数年は持っていました。

その後、普通にゴミ箱に捨てたけどバチが当たったってことはありません。

 

今、私は何かにすがりたいというのであれば、宗教ではなくて家事育児の担い手くらいなもんで、宗教にハマることはないと思います。

中学生の時のあのことが、教訓になったりしています。

 

私が書きたかったこと。

それは、宗教に対する批判ではありません。

(金品を奪うとか、人に危害を加える宗教であれば批判したいです。)

 

新興 宗教って悩んだ人のセーフティーネットとしての役割を果たしているっていうことなんですよね。きっと。

私は宗教に勧誘されそうになったけれども、父が私のセーフティーネットになった。

生き生きしているTちゃんのママも、やたら元気なお姉さんもきっと信じるべきものを見つけて、助けられている。

地域のつながりが希薄になった今、助けを宗教に求める人って増えていくんじゃないかなって。

近所の

「お母さんは大変よね〜。あんた、よく頑張ってる〜!」

と声をかけてくれる優しいおばちゃんが、熱心な熱心な宗教信者と最近知りました。(近所の噂ってすごい。顔見知り程度のおばちゃんが教えてくれました。気をつけて、と。)

いつも優しい言葉をかけてくれる、人の痛みをわかるおばちゃん。熱心な信者だからって批判する気にはならないんだよなぁ。勧誘されれば、面倒になって距離を置くだろうけれども。

 

でもさ、宗教を選べずに子供の頃に親の信じる宗教に入信させられる子供ってどんなんだ?って考えると、肯定もしていられない。

家族が新興宗教に入ったことで悩んでいる人の気持ちに添えば、やっぱり肯定できない。

周りの人たちの悩みは、どの宗教に入るかで変わってくるのかな。

セーフティーネットになり得る宗教もあれば、あからさまに胡散臭い宗教もあるものね。

何だか難しい問題をブログに書いてしまった。

 

これ、投稿しようかどうか、悩んでいます。

 

投稿しちゃおう。