なんでもない私の、ひとつひとつ。

5歳と2歳の男の子を育児中。夫のこと、息子たちのこと、趣味のこと、思いついたこと。どこにでもいる主婦の徒然。

【子供の弱視】眼鏡に抵抗があるのは最初だけでした。

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こんにちは。りかです。

今日は眼鏡がトレードマークの息子(こーちゃん)の弱視について書きました。

息子の弱視を発見した時、これから先が心配になってあれこれネットで遅くまで調べたことを懐かしく思います。

息子の弱視を発見した経緯や、経験したことを綴っただけですが、同じように子供の弱視がわかり不安になっているママやパパへ向けて「何にも問題なかったよ、ネガティブにならないで!」っていうことが伝わればいいなと思います。

 

 

目次

 

弱視の発見

私が住む仙台市では、3歳半の時に集団健診があります。多くの自治体で3歳半前後で健診が行われると思います。

健診に行く前の事前準備として、問診票への記入の他に、自宅で「C」と書かれた紙を離れて見せて(何メートルだか忘れました。)見えるかどうか調べておいてください。というのがありました。

「ネズミがドーナツをつまみ食いしちゃいました。ネズミがかじったのはどーこだ。」

とゲーム感覚でやったのですが、こーちゃんはどんどん前にきて「こっち!」と答えました。ちゃんと下がって見てよ〜!と伝えても、前に来てしまいます。

夫に、

「あれ?見えてないのかな?」

と聞くと

「見えてるでしょー。大丈夫。楽しくて前にきちゃうんでしょ。」

と、気楽に答えていました。

だよね…?

夫は視力が良く、私は近視と乱視がありますが、子供の頃の弱視はありませんでした。

双方の親戚にも弱視の子はいなかったので、息子が弱視だとは考えもしませんでした。

 

視力検査は、自宅でパスできていれば健診では特に何もしません。

私は、

「あ。多分、大丈夫だと思うんですけど、検査すると前に出てきちゃうんですよね。」

と申告しましたが、何が「多分大丈夫だ」って感じですね。

念の為、視力検査をしてもらったら(自宅と同じ「C」のカードで。)こーちゃんは、全く見えておらず、首を傾げるばかりでした。

 

健診には、わざわざ会社を休んで行かなくてはならず「あぁ、ちょっと面倒だな。」と感じていた私ですが、この健診があって本当に良かったです。

私も夫も、保育所の先生も全く気づいていなかったこーちゃんの弱視。

この健診のお陰で、こーちゃんの弱視を見つけ早期に治療を始めることができました。

弱視の治療は早ければ早い方がいいものです。

小学校に入ってからの治療だと、残念ながら効果が出ない場合もあるそうです。

 

弱視って何?

弱視とは、眼鏡やコンタクトで矯正しても視力が出ない目のことを指します。

裸眼で0.1しか無かったとしても、眼鏡をかけると1.0以上になるのであれば、弱視ではありません。

子供の弱視には、大きく分けると2つあるそうです。

  • 未熟児網膜症、先天奇形など器質的な障害や疾病によるもの
  • 遠視や乱視といった屈折異常が原因となって、視機能の発達が途中で止まっているもの

子供の弱視で多いのは、後者です。こーちゃんの弱視も、後者でした。

何故、弱視の治療は、早い方いいか。

ピントが合った鮮明な像が網膜に映されないままだと、脳や視神経の働きが充分に成長できず、視機能の発達が途中で止まってしまうからです。

視力って、目だけの問題では無いんですね。

身長と同じように眼球も成長するそうです。眼球が大きくなり、ピントが合うようになったとしても、幼少期にピントが合った像を網膜に映していないと脳の認識能力が育っていないから、見えない。ということになるんですね。

視力は6歳くらいまでに発達するそうです。弱視を治せるのは、この発達期だけなのだとか。

 

治療って何をするの?しないとどうなるの?

遠視や乱視による屈折異常によって視機能の発達が止まっている状態なのであれば、眼鏡をかけることが治療です。

こーちゃんも、お風呂とプール以外はずっと眼鏡をかけています。

発達期である6歳頃までに、眼鏡をかけてピントの合った映像を網膜に写すことで、視機能を発達させることが大事だそうです。

眼鏡に抵抗があっても、眼鏡はかけさせなきゃ駄目です。

幼少期に眼鏡をかけさせないと、眼鏡でもコンタクトでも矯正できない目になってしまいます。

左右の視力が違うと、視力の良い方の目しか使わず視力の悪い方のの目の視機能が育たたないこともあるそうです。その為、アイパッチを使用する(良い方の目を隠して訓練する)治療法もあります。

何はともあれ、眼科を受診することが大事ですね。

 

こーちゃんは、肌が弱く貼るタイプのアイパッチは合いませんでした。

↓このタイプの眼鏡につけるアイパッチを利用しています。眼科で買うより、amazonの方が安かったみたい。

 

眼科に慣れるまで

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3歳半健診で弱視がわかった息子。

眼科に行ってすぐ眼鏡を作れるかというとそうでもありませんでした。

何故なら、こーちゃんは眼科を怖がって視力検査をまともにできなかったからです。

気球を覗く機械わかります?あれも、全然覗こうとせずに逃げ回りました。

硬く目をつぶって絶対目薬なんか入れさせないぞ!というあの姿勢。

目の周りの筋肉、すごい!(感心している場合じゃないし。)

眼科は怖くないよ、と教えるために数ヶ月かかるなんて。

落ち着いて視力を測ったのは眼科に通って3ヶ月たってからでした。

子供あるあるです。

 

眼鏡って運動能力に支障が出てきたりしない?

これ、ちょっと心配したんです。私。

男の子だし、運動が得意に越したことはないなと思っていました。

眼鏡って運動する時に邪魔になりそうですよね。

眼鏡をかけ続けることで、運動音痴になるんじゃないかと。

運動能力なんて個性の一つだし、別にできなくてもいいんだけど、できた方がモテそうじゃない?的な。

でも、これは杞憂に終わりました。

眼鏡と運動能力は関係ないと思います。

眼鏡の後ろにベルトをしているわけでも何でもないけれども、眼鏡をしたまま鉄棒だってマット運動だってしています。(保育所のマット運動の時は外すことになっているけれども、外し忘れてそのままやっていることが多いのだとか。)

かけっこも眼鏡をかけたまま1等賞でした。

子供は想像以上に順応する力があるようで。眼鏡を邪魔そうにすることも全くありません。

保育所や幼稚園でいじめられたりしないかしら

これも、親としてはすごく心配になりますよね。

子供は素直に思ったことを話す分、時には残酷なことを言ったりするものです。

「メガネザルー!」と笑われたりしないかしら?なんて。

 

眼鏡をかけて登園した初日。

クラスの子は、わさわさ〜っとこーちゃんの周りに集まってきて、

「どうして眼鏡かけるの?」「買ったの?」と質問責めにしてきました。

「眼鏡をかけるとよく見えるんだよ。格好いい眼鏡でしょ。」

と私は皆に話したのですが、こーちゃんはびっくりしたようで、泣いてしまいました。

胸がキュッと締め付けられるような気持ちになりましたが、泣いたのは後にも先にもその1度だけです。

次の日には、「S君も、R君も、こーちゃんと同じ眼鏡欲しいって言ってたよ。」と明るく報告してくれました。

お友達もすんなり受け入れてくれて安心しました。

保育所の先生にあらかじめ話したこと

保育所の先生にはあらかじめいつから眼鏡をかけると言うのをお話していました。

お昼寝の時には眼鏡を外すので、皆に届かない高さにある眼鏡ケース置き場を設置してくれ助かりました。お昼寝の前に、自分で眼鏡を外して先生に渡す、と言うルールにしました。(今は年長さんになったので、自分のロッカーに眼鏡ケースを置いて、自分で眼鏡を外しています。)

朝の集まりの際には

「今日からこーちゃんは眼鏡をかけるけれども、眼鏡はとっても大事なものです。

とったり、遊び道具にしてはいけません。」

と皆に話してくれたそうです。

クラスのみんなも、しっかり約束を守り、こーちゃんの眼鏡を取ったりする子はいませんでした。

眼鏡をコンプレックスにしない為には

眼鏡姿を褒めてあげましょう

まず、親がうじうじ悩まないことです。

眼鏡似合う!格好いい!と褒めてあげるといいと思います。

私も、夫も、祖父祖母も、みんなこーちゃんの眼鏡を褒めました。

うちの子は、保育所の先生にも「似合う!」と褒められて、まんざらでもないような照れ笑いをしていました。

間違っても「ごめんねー。視力が悪く産んじゃって。」とか「こんなに早く眼鏡だなんて可哀想。」なんて、言っちゃダメです。

保育所の子達は、すんなり息子の眼鏡を受け入れてくれ、息子は眼鏡を嫌がる様子はありません。

 

案外注意しなきゃいけないのは大人の言動

以前、私がタクシーに乗った時に年配の運転手さんにこう言われたことがあります。

「なんだべ、眼鏡なんかかけて〜!勉強かぁ?ゲームかぁ?そんなのいいから、外で遊びなさいよー。俺たちの時代には、眼鏡かけている子供なんていなかったけどなー。」

ギョッとして、息子の顔を見ると下を向いて困った顔をしていました。

眼鏡をかけることが悪いことのように言った運転手さん。

悪気のない無知な大人がいるものです。

私は息子の耳元で

「変だね、このおじさん。こーちゃんの眼鏡、格好いいのにね。」

と言いました。息子もウンウン。とうなづいて

「変だね。おしゃれ眼鏡なのにね。」

と答え、少し安心しました。でも、子供なりに嫌な気分になったんではないかと思います。

残念ながら、これからもこういう場面に出くわすことがあるでしょう。

そんなことに負けず、明るい子に育って欲しい、と思うのです。

親ができることって、親自身が息子の眼鏡にコンプレックスを持たず眼鏡をポジティブに考えること、くらいなのかな。

最初は抵抗があった眼鏡でしたが、今ではこーちゃんの眼鏡姿、大好きです。

キャラ立ちしてて、可愛い。

おまけ。息子の視力。

3歳8ヶ月時  

裸眼 右0.3 左0.3  

矯正 右0.5 左0.6

5歳0ヶ月時  

裸眼 右0.7 左0.4 

矯正    右1.5 左1.0

 

随分良くなりました。

現在は、左の視力の伸びが悪いので、1日1時間アイパッチをして訓練をしています。

 

最後まで、読んで頂きありがとうございました。